メールの添付ファイルの扱い
メール 2021年04月23日 S
ソリューション事業担当のSです。
電子メールで添付ファイルを付けて送る場合、「ZIP」ファイルにしてパスワードを付けて送ることが最近まで一般的な送り方として扱われていました。
ただ、この方法もセキュリティ的観点や利便性からすると、あまり良い方法とされていませんでした。
添付ファイルのパスワードメールも、(自動配信を利用している場合)同様のアドレスに送られるのでパスワードの意味もあまり感じないという意見が多く、そのままの方がサーバでウイルスチェックもされるし、利便性は高いとされています。
そんな中、霞ヶ関のお偉いさんが、「ZIP」ファイルなんて廃止!と言ったもんだからどうするの?っていう話になります。
まず、大前提としてメールの特性上、機密事項が入った添付ファイルは送らないのが一番ですが、どうしてもという場合は、クラウドで機密ファイルのやり取りができるサービスを利用してください。
(上記リンクはご紹介のみで、利用の責任については当社は一切の責任を負いません)
では、今後はどうやって添付ファイルを送ればいいの?という事になります。
Windows10のPCを利用している人であれば、簡単にできる方法をご紹介致します。
(あくまでも1例としてのご紹介になります。必ずこの方法でなければならないという事ではありません)
①エクスプローラーを起動し、「OneDrive」を選択し、適当にフォルダを作成する
②作成したフォルダに添付したいファイルをコピーする
③送信したいファイルを右クリックし、「共有」を選択します。
④共有内の「リンクのコピー」をクリックしてURLをコピーします。
⑤コピーしたURLをメールソフトに貼り付けて送信します。
メール受信者は、URLから添付ファイルをダウンロードすることができます。
また、httpsの暗号化通信を行いますので、データが漏洩する可能性は少ないです。
ただし、URLを知っている人は誰でもがダウンロードできますので、URLの取り扱いには注意してください。
また、間違って送信した場合は、「OneDrive」から早急にファイルを削除してください。
ジャパンウエストライン株式会社では、セキュリティソリューションも豊富に扱っております。
運用のご相談・導入も行っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。
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